2023.07.19
【わかりやすい天気と防災】大学での防災の取組
【わかりやすい天気と防災】
7月19日水曜日13時30分〜
広島工業大学学生防災士会 顧問の小西智久先生と一緒にお届けしました。
小西先生は、地球観測衛星データを用いて土石流や洪水,地震などの自然災害による被災状況を早期に把握する研究を行っていらっしゃいます。
1999年の6.29豪雨災害,2010年7月庄原豪雨,平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の発生直後に衛星データを解析して,被災地を示した画像データを中国新聞などに公開されています。
地理空間情報なので、被災場所と範囲などが分かり、高分解能衛星データであれば,家屋が全壊しているかなども分かるそうです。
災害発生時の地方自治体での迅速な初動体制の確立へ向けて、現在は広島県や東広島市との連携について協議を進めていらっしゃいます。
学生防災士会の顧問として、学生の皆さんと一緒に防災活動に取り組んでいらっしゃいます。
地域の方へメールを送るのも緊張されていた学生さんたちが防災活動を通して、自信をもつようになり、顔も輝いてきたと仰っていました。