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2021.11.17

【天気と防災】島原防災の日について

【わかりやすい天気と防災】
11月17日水曜日13時30分〜
本日は島原防災の日です。
気象予報士 永田健太郎さんと一緒にお送りしました!

1990年11月17日(水) 31年前のこの日、長崎県・雲仙普賢岳の山頂部で水蒸気爆発しました。
翌1991年6月3日、雲仙普賢岳で発生した火砕流によって43人が犠牲になりました。
※報道関係者16人、消防団員12人、一般人6人、タクシー運転手4人、火山研究者3
人、警察官2人(内閣府防災まとめ)

今年10月20日に阿蘇山が噴火、噴火警戒レベルが2→3になりました。

<噴火警戒レベル>
火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標の事です。

阿蘇山;噴火警戒レベル3=「居住地の近くまで影響を及ぼす噴火が起きるおそれがある」

今回の噴火では、噴煙が火口から3500mの高さまで上がり、大きな噴石が南側に900m、火砕流は西側に1300m流れ下ったのが確認されました。
火砕流の発生は2016年10月の噴火以来で、この時は噴煙が海抜1万1000mに達しました。

広島、福岡には火山はありませんが、火山についても考えるよい機会になりました。

(パーソナリティ 吉田)