2021.10.06
【天気と防災】秋を感じる言葉
【わかりやすい天気と防災】
10月6日水曜日13時30分〜
秋に関するお話を気象予報士の永田健太郎さんと一緒にお届けします。
~秋を表す(感じる)言葉~
天高く馬肥ゆる秋、夜長、秋雨、鈴虫、紅葉・・・などと色々ある。
「天高く馬肥ゆる秋」
意味;「空は青く澄み渡り、馬が食欲を増して肥えてたくましくなるほど気持ちの良い秋」“天高く”は空気が澄み渡り高く感じられる秋空を意味し、秋の季節の素晴らしさをいう句です。
秋の空が「天高い」のはなぜ?
秋の空が高く感じられる理由の一つは「夏と秋の雲の高さの違い」。夏に見られる積雲は高度がさほど高くなく、それに対し秋になるとよく見られる巻雲や巻積雲などは、雲ができる高度が最も高い上層雲に属する。さらに、秋になると空の透明度が高くなる(湿度が低くなる)ことから、秋の空は夏に比べ高く感じられることが多いです。
(クイズ)
代表的な雲の種類は全部で何種類?
10種類
これらの雲のうち、雨を降らせることが多いのは乱層雲(前線通過時)と積乱雲です。