【天気と防災】避難所での対応について

【わかりやすい天気と防災】
7月3日(水)13月30分〜
厚生労働省 中国四国厚生局 健康福祉課課長
原渕明さんにお話しを伺いました。

厚生局は、平成13年に設置された厚生労働省のブロック機関で、最も身近な医療、健康、年金、福祉などの社会保障政策の実施や麻薬取締官による薬物犯罪の捜査なども行っていらっしゃいます。

災害が発生すると、中国四国厚生局内に厚生労働省の対策本部を設置し、被災した県の県庁に設置される対策本部とも連携を取りながら、被害情報の収集に努められます。
水道施設や医療施設、保健所、社会福祉施設、保育所などの被害の状況を、厚生労働本省を通じて総理官邸の対策本部に報告されます。
また、各避難所を訪れ、避難所の衛生状態や物資の状況の確認、避難されている方々の健康状態の確認などを行い、被災地の飲料水の確保や、被災した医療機関において人工透析に必要な水が不足していないかなど、人の命に直結する点について、最優先で確認・対応を行っていらっしゃいます。
 
避難所での集団生活では、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行りやすくなります。避難所に出入りされる方は、こまめに手洗い、うがいを行うことが重要だそうです。
断水して水が出ない場合もありますので、その場合は、擦り込み式のエタノール剤やウエットティッシュなどがあれば、それで手を清潔に保ち、各自が感染症にかからないように心がけていくことが大事です。

避難所でよく言われている「エコノミークラス症候群」とは車の中など狭い場所で長時間足を動かさないでいると、血行不良が起こり、血液が固まりやすくなります。その結果、「血栓」と呼ばれる血の固まりが足から肺などへ飛び、血管を詰まらせてしまうというものですが、ならないためには定期的に足や足指を動かすことが大事です。また併せて、十分な水分をとることも心がけてくださいとのことでした。

インタビュアー 吉田


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