【わかりやすい天気と防災コーナー】
テーマは緊急地震速報
広島地方気象台 地震津波防災官 橋本 修さんにお話を伺いました
緊急地震津波はこの10月で10年目になります。
地震の発生直後に、各地での強い揺れの到達時刻や震度を予想し、可能な限り素早く知らせる情報を緊急地震速報といいます。
強い揺れ(震度5弱以上)が予想される地域及び震度4が予想される地域名をお知らせします。
広島県では、県内全域の場合は広島、そのほか、広島県北部、広島県南東部、広島県南西部のように地域で発表される場合があります。
緊急地震速報の弱点は、
1.強い揺れまでの時間はわずかしかない
2.緊急地震速報が強い揺れの到達に間に合わない場合がある
3.予想には誤差があること
地震はいつ来るかわかりません。
いつ起きても慌てないように
1.住宅、建造物の耐震化、家具などの転倒、移動防止
2.地震が起きた時の家族間での話し合い
3.地域で行う訓練に参加する
など、日頃から地震への備えを心がけたいですね。
(取材 吉田)