【天気と防災】地震と津波

【わかりやすい天気と防災】
3月20日水曜 13時30分〜

テーマ「地震と津波」
鈴木勇次 地震津波火山防災情報調整官にお話しを伺いました。

南海トラフ沿いで繰り返し発生している巨大地震は、概ね100年~150年の間隔で発生しています。江戸時代以降は、約400年で4回発生しています。
近年では昭和19年に昭和東南海地震、昭和21年に昭和南海地震が発生しました。昭和南海地震では広島県では負傷者3名でしたが、全国では1,330名の方が亡くなっています。それから72年が経過していますので、次の巨大地震の発生が近づいていると考えられています。
最大クラスの地震・津波が発生した場合の震度は、広島県下全域で震度5強以上の揺れとなり、県内最大震度は6強、廿日市市でも6弱になると想定されていて、広島県の沿岸では、海面から約1~2メートルの津波を想定しています。
被害は、広島県によると人的被害は建物倒壊では約900人(926人)、津波では、揺れにより堤防が破壊されて浸水による被害も含めると、約13,800人(13828人)の方が亡くなると想定されていますが、全ての建物が耐震化されると、揺れによる建物の全壊棟数が約17分の1に減ると言われています。
津波については、すぐに避難を開始すると、津波による死者数は約2分の1になると言われています。

またそのほかに広島県に被害を及ぼす地震として、安芸灘周辺などの瀬戸内海西部の40~60キロメートルのやや深い場所で発生する「芸予地震」で、約50年に1回程度の頻度で繰り返し発生しています。近年では2001年3月24日にマグニチュード6.7の地震が発生しました。
東広島市、熊野町、大崎上島町で震度6を観測し、廿日市市では、震度5強を観測しています。
広島県では、死者が1名、住家全壊が65棟のほか斜面が崩壊したり道路・港湾に亀裂が生じ、廿日市市では4名が軽傷を負い、住宅の半壊が48棟ありました。
また、広島市や廿日市市の沿岸部では液状化現象も見られました。

過去の災害を忘れがちですが、忘れない努力をすることが大切だとおっしゃっていました。

インタビュアー 吉田


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